こんにちは。
健康相談専門くすりの薬師堂です。
「食欲の秋」と言いますが、美味しいものお腹いっぱいに食べていませんか?
胃腸が弱い方はすぐに不調が表れやすいですが、そこまで弱くない方は、食べ過ぎに食べ過ぎを重ねて、後から様々なことに影響を与えてしまいます。
『食べ過ぎ』には気をつけましょうね。
胃壁は3層構造で成り立っています。
潰瘍など”胃の痛み”などの自覚症状がでた時は、筋層まで達した時に初めて出てくると言われています。
胃腸薬を飲んで一時的に痛みが楽になったとしても、胃腸病が治ったのとは違います。「痛みが抑えられている」というだけなのです。
胃を治していくためには、粘膜、粘膜下層、筋層と、胃壁全てを修復していかなければなりません。
この壊れてしまった胃壁を修復するのに、約40日かかると言われています。
1ヶ月以上は、無理をせず胃を大切に養生しなければいけません。
そして、胃壁を作り変えていく「原料」が必要です。
私たちの体は、毎日の食事の栄養素によって作り変えらえていくので、栄養素が必要です。
栄養素の少ない、いのちのないもの、加工食品、インスタント食品、おかしやジュースなどから体を作っていくと、
当然、胃壁を治す栄養素である原料が入ってこないので、胃壁の修復が遅れて、なかなか胃腸の調子が戻らないということになります。
また、少ない栄養(原料)で胃壁が作られると、弱い胃壁が作られるので、胃腸は弱いままですね。
私たちの体は、いのち尽きるまで、自分の体を作り変えながら維持していますので、いのちのあるもの、質の高い栄養を体に入れていくと、必ず体は変わっていきます。
私もその一人で、
元々胃腸は弱く、20代の頃はすぐにお腹を壊したりしていました。
夏になると、食事がとれなくなり、素麺ばかりとか冷たいものばかりを飲食して、毎年「夏バテ」です。いつも疲れていました。
私にとっては、自分の体はこれは当たり前だと思っていました。
しかし、体に栄養素を入れていくなどの体質改善を始めると、夏になって食事がとれないということがなくなり、しっかり食べれるようになりました。
すると、胃腸が強くなると、以前に出ていたいろんな症状で悩まなくてよくなったのです。もちろん「夏バテ」しなくなりました。
この体験によって、初めて体は変わるということが自覚できたのです。
胃腸って、胃薬飲んでたら症状も楽になるしって、あまり重要視されないのですが、全てに影響していく本当に大事な臓器なんです。
体は、いつからでも良い材料を入れてあげると、必ず変わっていきます。
ずっとその症状がある人は、体が本当に必要としている栄養が入っていないのではないでしょうか?
胃腸虚弱の方も、胃腸薬で症状を抑えていても、根本的には強くならないので、
本当にお悩みの方は、薬師堂へご相談ください。