こんにちは。
健康相談専門くすりの薬師堂です。
厚生労働省の「2019年国民生活基礎調査」によると、
12歳以上の国民の2人に1人が、日常生活においての悩みやストレスを抱えているそうです。
コロナ渦での生活の変化や職場や学校などの人間関係、将来への不安、病気・・・などなどストレスへの要因はたくさんあります。
また、いまの時期ですと「5月病」や「6月病」といった、環境の変化に適応しようと体の緊張状態が続いて、ストレスや疲労を溜め込んだりして、気づかないうちに
心や体に不調をきたしてしまう、いわゆる「適応障害」などもありますね。
ストレスを受けると、お腹が痛くなったりと、腸内環境の悪くなることがあり、
ストレスを放っておくと、自律神経や免疫のバランスが崩れやすくなり、心身の健康に大きな影響を及ぼすことになってしまいます。
腸内に住んでいる細菌は、腸の壁にびっしりと張り付いていて、お花畑のようであることから「腸内フローラ」と呼ばれていますが、
うつ病患者さんの腸内フローラは、ビフィズス菌や乳酸菌、特定の細菌が少ないことも分かっています。
腸内フローラのバランスが崩れると、ストレスを抱えやすくなったり、
ストレスによって、腸内フローラのバランスが変化することは、以前から言われていましたが、
近年、『脳』の機能に腸内フローラが関与していることがわかってきているそうです。
腸内フローラを改善すると、
脳の海馬の神経栄養因子の発言を高めることや、
腸内細菌が脳内の神経伝達物質や神経成長因子に影響を与えるということも報告されています。
また、セロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質は、
必要な栄養素を体内に入れないと、合成ができません。
ただ、善玉菌を体内に入れただけでは、もともとの腸内環境が悪ければ定着しませんし、増えにくいですね。
体に入れるものも(栄養素)も、とても大事なのです。
腸自体も、様々なことをコントロールしているので、「腸活」、
「腸内フローラ」を整えることで、心身に悪影響を与えないようにストレスから心身を守っていきましょう♪
本当の『腸活』、ご相談ください😊