腎機能が低下してしまうと、最悪の場合、人工透析をしないといけなくなってしまいます。
腎機能の低下?といってもピンとこない方も多いと思いますが・・・
分かりやすい指標が、「eGFR」です。
「eGFR」は、腎の点数「100点満点」と考えると分かりやすいかもしれません。
例えば、eGFRが90以上なら正常です。
60以上90未満の場合、腎臓が2/3くらいしか働いてなく、注意が必要!
30以上60未満になってしまうと、ここからが慢性腎臓病と言われ、もう腎臓は2/3~1/3しか働いていません。
15以上30未満だと、もう1/3~1/6しか働いていないことになってしまいます。
だいたい、「30未満」になると、「人工透析になる可能性が高い」ようです。
人工透析は、現在日本に約35万人いて、毎年増え続けています。
ちなみに、人口10万人当たりの透析人口は、「熊本県」が第一位です。
腎臓の厄介なところは、「一度悪くなった腎機能はほとんど元に戻らない」こと。
悪くなればなるほど、数値の低下が早くなることです。
そして、eGFRが悪くなっても、ほとんど自覚症状がありません。
eGFRが一度悪くなると、ほとんど元には戻りません。
残念ながら、処方薬に「eGFRを上がていく薬はない」のです。
しかし、
くすりの薬師堂では、eGFRが上がった症例がありますので、腎機能が気になる方は一度相談してみて下さいね。
人工透析と聞くと、「糖尿病」というイメージがありますが・・・
私が他の病気の相談を受けていて、検査値を見せて頂くと「糖尿病以外でも、eGFRの低い方が結構多い」のです。
59とか58の方は結構おられます。
そういう方でも、漢方薬や自然薬で、60以上に回復される方がおられます。
一度、自分の血液検査で「eGFR」をチェックしてみて、もし低下していたら早めにご相談して下さいね。
早ければ早いほど、間に合う可能性が高くなります。