こんにちは。
健康相談専門くすりの薬師堂です。
2月の健康新聞より
「こんなに頑張ったのだから」
あるマンガ家志望の若者の話です。
彼が17歳の時。
短編マンガが準入選に選ばれ、担当編集者がついてくれることになり、気をよくした彼は九州から東京に上京してきます。
当時は、すぐトップになれるぐらいの気持ちだったそうです。
しかし、甘くはなかった・・・。
作品のネーム(あらすじ)を提出しても全然通らない。
連載にはいたりませんでした。
描いても描いてもボツになる・・・。
「さすがに自分の力のなさに気づいて、そうすると壁がどんどん高く見えてくるわけです。
1週間で19ページ面白いマンガを描き続けるなんていうのは、人間にできる技じゃない。
マンガ家になるべくして生まれた人にしかできないことなんだと思うようになって、ショックでしたよ。」
描いても描いてもボツになる。
描いても描いてもボツになる。
描いても描いてもボツになる・・・。
彼は、ついに倒れて、1週ほど動かなくなったそうです。
もう、マンガ家になることを諦めようとした。
サラリーマンに今からなれるかなとも考えた・・・。
でも、そのとき、当時の担当編集者がこう言葉をかけてくれたのだとか。
「こんなに頑張って報われなかったヤツを俺は今まで見たことがない」必ず報われる日がくる、と・・・。
ケンカばかりしていたその編集者が、ふと言ってくれた言葉に彼は泣いた。
とことん泣いた・・・。
「また頑張れるぞ」気力が湧いてきた。
「泣く」という文字は、「涙」のさんずいに「立」ち上がると書きます。
涙のあとに立ち上がり、彼が描きあげた作品が・・・・・・
そう、あの国民的マンガ「ONE PIECE」(ワンピース)なんです。彼の名前は、尾田栄一郎さんです。
トコトンまで頑張って、それでも結果は出ず
「もうダメだ」と力尽きるその瞬間に、
あなたの人生を一変するシーン(名場面)
と出会うようになっているんです。
まさに、「ONE PIECE」の世界観そのものです。
人は力尽きるまで頑張ったとき、
尽きることのない無限の力が湧き上がるのです。
担当編集者に、「こんなに頑張って報われなかったヤツを俺は今まで見たことがない」と言わせるくらい頑張った、尾田栄一郎さんはやっぱりすごいですね。
また、この言葉で、「こんなに頑張ったのに、俺には無理なんだ」から、「こんなに頑張ったから、報われる!」と考え方が変わったことが、大きかったんだと思います。
薬師堂に来られる方のほとんどは、「病院では改善がみられなかった方」もいらっしゃいます。
しかし、アトピーだろうが、ガンだろうが、私たちの細胞が生まれ変わっているうちは、改善できる可能性があります。 なぜなら、病気は自分の体が治しているからです。
「報われる人」それは、「考え方を変えられる人」だと思います。
薬師堂では、アトピー性皮膚炎等の皮膚病、不妊相談、慢性病、ガン、自己免疫疾患などのご相談をお受けしております。