薬師堂ほっと通信

「空腹は幸福の手紙」

こんにちは。

健康相談専門くすりの薬師堂です。

 


 

「空腹は幸福の手紙」

 

ダイエットの超ヤバイ敵が「もったいないから食べてしまおう」です。

もったいないから食べて、どんどん太り、心臓病や脳卒中になって病院にかかる。どっちがもったいないですか。

糖尿病性の腎炎になったとします。尿を作る機能がなくなると人口透析を1日4時間、週に3回もやるような生活になります。しかもお金を払って、です。健康だったらタダで腎臓がやってくれることをですよ。どっちがもったいないですか。

 

もう一つのヤバイ敵が「小腹が減ったからつい食べる」です。それを化学的に言うとこういうことです。 

まず、血液中のエネルギー量を脳のセンサーがキャッチします。 「お、エネルギーが減ってるぞ」すると、「おーい、なんか食え」と大脳が命令を出す。これが小腹が減った状態です。

この対策を教えます。小腹が減ったらわざと運動をするんです。そうすると脳は「何すんだよ。エネルギーが足りないって言ってんじゃん。なんで運動するわけ?」と思うわけです。それで「仕方ないな、もう。それじゃ倉庫にストックしていたエネルギーを出そうか」ということになるのです。実は、エネルギーは肝臓や脂肪という「倉庫」にちゃんと蓄えられているのです。

運動と言っても、ほんの10秒、20秒でOKです。コツは、軽くドキドキ・ハアハアするような運動をやること。アドレナリンというホルモンが「倉庫」から出てきます。すると脳は「なんだ、エネルギーあるじゃん。おーい、もう食べなくていいからね」という命令を出します。つまり空腹感が和らぐんです。

ということは、空腹を感じたら「倉庫」にストックしていたエネルギーを出して使うことで体重は減っていくということです。

 

だから皆さん、「空腹」に対する考え方を変えた方がいいですよ。今まで空腹になるとすぐ「何か食べなきゃ」と思っていたでしょ。そうではなく、空腹は「今から倉庫にストックしていたエネルギーを出しましょう」というお知らせだったんです。

せっかくそのお知らせがきているのに無視してさらに食べ物を入れてどうするんですか。

 

無駄な間食をせずに空腹のままでいて、本当の空腹の状態で食事をすると、普通のご飯やみそ汁でも「こんなにおいしかったっけ?」というくらい本当においしく感じます。おいしければ苦しいほど食べなくても満足します。

「満腹」にならないと満足しないという食べ方はとても残念な食べ方です。だいたい太っている人が過剰に食べる理由は、「おいしいから」ではなく「まだ入るから」とか「そこにあるから」です。

空腹は、「このままでいければ明日の朝、体重が減りますよ」というステキなお知らせです。しかも、それを続けていけばどんどんダイエットの目標が達成されていく。つまり「心臓病、脳梗塞になりにくい体になりますよ」というお知らせでもあるのです。それが空腹感なのです。

だから、空腹感を嫌いになるんじゃなくて、仲良くしておきましょう。空腹感は「幸運の手紙」です。ぜひ覚えておいてください。

 

「ためしてガッテン」 担当 北折 一氏より

 

「お腹がすく」ということは、脳は「栄養素を摂ろう」としているのですが、「今の食」には、栄養素があまり含まれていないので、食べても栄養素がなかなか入ってきません。 すると、また「お腹がすいてしまう」という悪循環になってしまいます。 ですから、細胞や血液を作る材料になるチクゴ株クロレラ『バイオリンク』でしっかり栄養素を摂ることは、健康のためにも、ダイエットのためにも、とても重要なことなのです。