薬師堂ほっと通信

「疫病神がほほ笑んだら」

こんにちは。

健康相談専門くすりの薬師堂です。

薬師堂ほっと通信(毎月発行の新聞)からです。

 


 

「疫病神がほほ笑んだら」

 

日本は八百万(やおよろず)の神の国といわれていて、海の神様、水の神様、山の神様、トイレの神様など、あらゆるところに神様がいるという民間信仰が昔からありました。

疫病神も(厄病神)もその一種なのかは分かりません。

一説によると「神」という文字はついていますが、ものの本によると、「霊」のようなものといわれています。

「疫病神」は読んで字のごとく「疫病」を流行らせる神で、

「厄病神」は人間に不幸をもたらす神と、

字面から区別してもいいのかなと思います。

「厄年」と言うのは後者ですね。だから「厄年」を迎える人は、その前年から神社に行って厄払いをしてもらう。これが昔からの習わしです。

 

さて、厄病神は人を不幸にして喜ぶのが性分だそうです。

その最初にきっかけが「落ち込むこと」「怒り」「憎しみ」といった状況や感情だとか。そういう時、厄病神がニヤッと微笑みます。

 

開運アドバイザーの櫻庭露樹さんの話によると、

厄病神がストップウォッチを持って計っているそうです。

「一体どのくらいの時間、落ち込んでいるか。怒っているか。不機嫌でいるか」と。

その時間が長ければ長いほど、負のエネルギーが大きくなり、結局、自分を不機嫌にすることをさらに引き寄せてしまうそうです。できるだけ早くそのストップウォッチを止めるために、気持ちを切り替える必要があります。

 

ちなみに櫻庭さんの気持ちの切り替え方は次の二つ。

落ち込んだ時⇒お金を使う。しかも誰かのためにお金を使う。プレゼントするのです。

怒りが収まらない時⇒嫌な事を言われたとか、嫌なことをされて頭にきたとき、この怒りの感情は自分が蒔いた種が目を出した結果だと考える。

結局、負のエネルギーを発することで損するのは自分だけです。明日、素敵なことを起きる前兆を作るのは自分の上機嫌です。

イライラしたり、頭に来たら、落ち込んだら、一秒でもその時間を短くするために気持ちを切り替えて上機嫌な心を作りましょう。

 ~水谷もりひと氏ブログより~

 

人間生きていれば、イライラすることも、気にくわないこともあるでしょう。 でも後から考えてみると、結構どうでもいい事で、イライラしたり、自分の小さなプライドみたいなもののために腹が立ったリしているものです。 そんなくだらないことで、明日の自分の不幸を呼び込んでいるのであれば、何かもったいない気がしますよね。

 「落ち込むこと」「怒り」「憎しみ」の時間はなるべく短く、自分の為にも、家族のためにも、いつも上機嫌で過ごしていたいものですね。